キャリパーオーバーホールしてみた

半年に一度の年中行事となっているオイル交換作業時に、前回車検の指摘事項で
あったフロントキャリパーのブーツ交換をしてみようと思い立ち、電子パーツリストを
眺めてみたら案の定キャリパー周りの補修部品は一式となっていたので思いきって
フロントキャリパーのオーパホールという未体験ゾーンに踏み込んでみることにした。


行き付けのディーラーで調達してきた
型番「DOY1-33-26Z」のシール&ブーツキット。


事前にd氏に言われたのだが、他社のシールセットには
バンジョー部分の銅ワッシャも付いていたりするらしいが
DW用のには無かったのでバイク用品店で汎用のモノ
1mm厚と1.5mm厚を後日用意しておいた。


で、作業日と相成ったわけですがブーツが切れてたなと
思っていた部分は汚れがそうさせていたようで実害無し。
と、同時にネジも締められない車検屋に不信感も沸く・・・


キャリパーとホースを切り離すわけですが、残っている
フルードがツツーッと出てくるので適当なボルトを突っ込んで
堰き止めてみましたが、止まらずポタポタと垂れてきます。


乗り出した時から気になっていたピストンパッド側の縁に
ある押さえてエグったような傷跡。特に不具合の原因に
ならないと思うが、気分的に良くないので今回修正。


パッドを外してエアを吹き込むと「パン!」と
言う音とともにピストンが抜けてくる。


こちら抜けたピストン。傷、錆は全くないので
このまま綺麗にしてあげて再使用します。


こちらはシリンダ内部。撮影の都合上で天地が逆です。
大きな穴にホースが繋がりフルードを満たして、右上の
小さな穴がエア抜きブリーダバルブに繋がります。
空気は上に溜まる性質からココが直上になるように
位置決めされていることに感心する。


クリーナーを吹いて綺麗にしてあげたら、キットに入っている
太い輪ゴムのようなパッキンを交換してピンクのグリスを
塗り込む。当然組み合わせのピストンにも塗ってあげる。

また、キャリパーを留めるボルトのブーツも新品に替えて
手元にあるモリブデングリスで片効きが無いように塗布。


ピストンを組み込むわけですが、どこかで手押しで組むと
読んだ記憶があったのですが結構キツイ。ピストン戻しを
使って半ば強引に押し込んでしまいました。


押し込み終えたらピストン周りのブーツを被せて
針金のような留め具で固定してあげて作業完了。


ホースを組み付けてエア抜きすれば完了ですが
まだ右側が残っています。同じ行程をもう一回やって
エア抜きのために待っていた作業助手I氏の登場です。

最近、コスト削減の折か片押しキャリパーの車ばかり見ますが
対抗4PODのFDあたりだと更に手間が掛かるってわけですね・・・