EXマニフォールド「タコ足」交換

NA排気系ライトチューンの王道、マフラー交換に続いてはEXマニフォールド(以下、タコ足)
を交換します。残念ながら社外パーツとしてはどこのメーカーも作っていません。
そこでマツダスピード製タコ足を、車体購入の値引きの一つとして購入したのです。
さすがに、後からパーツとして購入するには、勇気が必要な価格なんで。


オールステンレス、4−2−1のタコ足。溶接の跡も美しい。

作業開始


フロントをジャッキアップしてウマを掛け、こちらも安全な作業スペースを確保します。
まず、エンジンルーム内のタコ足交換に邪魔な吸気パイプ及び、それに繋がるパイプを
取り外し、アクセルワイヤーの調節ネジを緩め、外してフリーにしておきます。
そして、ノーマルタコ足に付いている遮熱板を、ネジ4本外して取り除きます。


遮熱板を取り除くとこんな感じです。ノーマルタコ足はエンジンブロックに
ネジ9本で留まっています。(内3本はブロックからのスタッドボルト)
このネジを外し、ノーマルタコ足を取り外せるようにしておきます。
ここでも、熱で固着したネジを回すため潤滑材を吹き付けると良いです。


次は触媒との接合部を切り離します。スプリングと一緒にボルト2本で留まっています。
そして、画像上部に3個ネジが見えますが、これも外すと後の取り外しが楽です。
また、画像中央銀色の鉄板の2個ネジと、左斜め上に同様の鉄板があるので
そこのネジも同様に外します。ここ迄ネジを外すとタコ足の下側が外れます。


上の画像はタコ足が取れた状態ですが、その前にタコ足の排ガス戻しのパイプのネジを
外します。そして、冷却水のラインが右下側のスタッドボルトに共締めされてます。
ここが今回の難関です。冷却水のラインは多少動くのでずらしながらタコを取り去ります。


ノーマルタコ足と、マツスピタコ足。重量はノーマルの半分位。(画像左)
無骨な鋳造品だが、短いながらも排気パターンに合わせて作られている。
 NA8Cロードスターのノーマルよりは、メーカーの拘りが現れている?(画像右)


さて、外したタコ足からO2センサーと、押さえ金具を外しマツスピのタコ足に取り付けます。
そして、エンジンルーム上方から収めるべき位置に、組み込みます。
ここでも、取り外しの逆手順で組み付けとなるわけですが、タコ足に付いていた取説が
不親切で、触媒との接合部ガスケットの事は、文章になっていません。図だけです。
そのため実走チェックを行ったとき、異音と排ガスに見舞われエライ事になりました。
マツスピタコ足取付の際は、これを忘れずに移植してください。
(あの値段なんだから、新品つけてくれても良いのに。)

取り外したパイピング等も忘れずに、元に戻してください。


取付後は、こんな感じになります。まだ焼けていないステンレスの輝きです。
マフラー・タコ足装着後の印象ですが、アイドリング時の音量は変わりません。

しかし、アクセル踏み込んでからは、低周波の効いた排気音を奏でます。爆音で無く
上品な感じです。、3000〜5000回転のパワーバンドに乗ったときは、タコ足の共鳴音も
あるせいか音が大きくなります。ノーマルタコ足が肉厚な鋳造製なのは共鳴音をさせない
為なのでしょう。また、エンジンの回転上昇も明らかに早くなります。
NAなのでパワーアップとはいきませんが、体感的な加速感は大幅にアップします。


今回のおまけ作業


エンジンルームを縦断する、アルミのパイプがグレード問わずあるはずですが
エアコンを使用する時、冷媒が循環します。今回タコ足上の遮熱板を取り去ったので
直接、熱があたらないように、糊付の耐熱バンテージを巻いてみました。
実際の効果は分かりませんが、エアコンの効きは良くなると思われます。

また、1000km点検で動きの悪かった、リアドアのパワーウインドウをチェックして貰いました。
部品交換は無く、稼動部グリスアップと窓枠の黒毛部(?)に注油(おそらく556)されて経過
観察となりました。特に具合の悪かった右後ろは、念入りに処置された様で一番動きが良いです。