み号、謎のエンジン不調・・・

(途中までは2006年12月3日、みんカラに覚書のつもりで書いたモノとほぼ同じです)

ボンネット内で「ブ〜ン」と何かが鳴いていると、かみさんからクレームがあり手作り遮熱板を外して試運転をしてみた。異音の発生する2500回転あたりをキープするため2速でチョロチョロ走る。「やっぱり異音の原因は遮熱板の共振か・・・」と、考えながら少し急な坂を2速のままトコトコ登っていく。


これが異音の元になった遮熱板。

あれっ?」アクセルを踏んでいるのに力が出ない。反射的に1速に落とし坂道を登りきり交差点に信号待ちで止まる。エンストこそしないモノの力無くアイドリングして負圧もいつもより少なめ。A/F計も18超のリーンバーン状態。信号待ちの間アクセルを煽るも2000回転以下は全くフケず「止まっちゃったらヤダなぁ」とミラーに目をやるとこんな時に限って4台も後続車がいて体中の毛穴が開く・・・。信号が青になっていつもの様にクラッチを繋ぐとノッキング状態で動き出す。そのまま耐えてエンジンが2000回転を超えるといきなりタービンがヒュ〜ン♪と鳴り加速!まるでどっかんターボ。「ドコか余計なトコ外れたのか?いずれにしても動かなくなったらヤバイ」と、ガレージに引き返しパイピングとプラグ周りを確認するが原因不明。

仕方ないので一旦エンジンを切り再始動すると、何事もなかったかの様にアイドリング。その後もう一度試運転してみるが全く問題なし。症状的には意図的なO2センサー不良状態に似ているがアイドリングは安定しているのでとりあえず経過観察としてみた。

しかし!

経過観察継続中にかみさんが買い物に駆り出した日の晩「あの車って、あんなに低回転の力無かったっけ?」と言われ背筋に一筋の汗が滴る。この時点では原因が判らないのでA/F計が15以上を表示していたらエンジンを再始動するように言って凌いでいたが、とある日、私が仕事でみ号を使う事に。朝の通勤ラッシュの渋滞の中エンジン不調が始まる。信号待ちでエンジン再始動を行うも一向に改善せず・・・。
挙げ句の果てには力無いアイドリングがハンチング起こす始末。回転を維持しようとアクセルを蹴ると「カキーン」と盛大なノッキング音!これは流石にヤバイと直近に弄ったA/F計を元に戻し、念のためeマネのデータも再度送り込む事を考えた。
eマネは自宅で対処できるので車にPCを持ち込みデータを再送信したが症状は全く改善しない。次の週末A/F計を外し純正O2センサーに戻す作業を行う。ココまで復元してダメなら燃ポンまで戻さないといけないかと思っていたが、何事も無かったかのように走るようになり、かみさんからも「元に戻った」とお墨付きが出て、年末の買い出しも無事こなし新年を迎える事ができました。

インテグラルA/F計のエミュレート機能とDWのECUの相性が良く無い事が原因の様だが
「ターボ化への道」を成就する為には燃料増量の指針となる測定器が無いと手詰まりです。

そこで!


つい出来心で購入してしまった溶接機でA/F計用の
ナットを溶接する事を決心!左のボルトはセンサーを
外したときに盲栓として使用。高いんだこのセット・・・


地道に溶接の練習を行ってきたがいよいよ本番。


右側の達人が溶接したモノには遠く及ばないが
ダマになったところはサンダーで削り盛り直して
排気漏れや剥がれが無いように頑張った。


防錆に銀の耐熱塗料を吹き付けアラ隠し(笑)。
2本も似たようなセンサーが並ぶと圧巻ですが
こんなトコ誰も見ないし、上から見えないし・・・

無事に純正O2センサーとA/F計が取り付けられたところで両者の違いを確認してみる。まず驚いたのはエンジン不調が復旧した純正O2センサーでの理想空燃比値がA/F計では14.2と、気持ち濃い状態をECUは理想空燃比としていた。どちらのセンサーも公差はあって然るべきですし、純正のジルコニアO2センサーの精度は緩いモノであることが定説なので余り気にしません。またA/F計も測定器なので修正が必要なのかも知れません。

そして各々のECUへの入力電圧を計ってみる。A/F計のエミュレート機能で設定したA/F値を越えた時に吐き出される電圧は1.2V、そうでない時は0.2Vとなっている。一方、純正O2センサーは排ガス中の酸素濃度に応じて0.9V〜0.3V(A/F計が14.2を示す理想空燃比と思われる領域は0.8Vを示す)をゆっくりと行き来してフィードバック制御をしているようである。ちなみに両方とも電圧が高い時は燃料が少ない状態。

今回のエンジン不調はA/F計のエミュレート機能使った際にECUが理想空燃比であると判断する設定値(初期値は14.6)が違っていたため、ECUはまだ濃い状態と判断してドンドン薄くしていったが、エンジン的にはアイドリングもままならないほど燃料を絞られていた事が原因だったようだ。

両方のセンサーを付け無いと、この状況確認は出来ないので
ナット穴を増設する事になりましたが、謎のエンジン不調は
終息、ようやく次の作業に進むことができました。